玄関を入ると、羊毛フェルトのカラフルな木立に囲まれた家の模型が出迎えてくれるWさん宅。「結婚式の時に友人がつくってくれたウェルカムハウスが煙突のある家で、自分たちと薪ストーブにはこの頃から縁があったんだと思いました」とご主人。生まれて来る子どものために広々とした住まいを手に入れたいと考え始めた頃から、春から秋は家庭菜園を、冬には薪ストーブを囲む暮らしがしたいとご夫妻で決めていたそうです。
住宅展示場などさまざまな家を見学している時に出会ったのが北清建設。「モデルハウスを見た時に、私たちが暮らしたかった家はこれだ!と感じました」。
完成したのは、木のあたたかみが感じられるシンプルでゆったりとした住まい。「夏に焚き付け用の枝集めをしていた時は大変に感じていましたが、晩秋になりストーブに火を入れて炎を見ながらくつろいでいると、その苦労も忘れるというか報われたと感じるというか…満足感がありますね」と、薪ストーブのある暮らしを満喫しています。
「暖房が薪ストーブ1台なんて大丈夫?」と友人には驚かれましたが、今年の夏の暑い日でも家の中は涼しく、断熱・気密性能に優れた家だという実感があるので心配していません。それよりも、子どもと一緒に火の前で過ごす時間が楽しいし、主人の両親も火の入った薪ストーブを見たいと遊びに来てくれます。冬を過ごすのは今シーズンが初めてなので今から楽しみです。焚き付け拾いや日常のお手入れも、私たちのように手をかけて丁寧な暮らしをしたいと望む人にはぴったりの暖房器具だと思います。 (Wさん談)