北清建設

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薪ストーブを中心に、LDKが一体となったくつろぎの空間

薪ストーブは士別の土でつくられた土間に置かれているので、灰が飛んでも気にならない。むしろ少しずつ良い風合いになっていくのが楽しみだとか

玄関ホールからリビングのストーブが見え、火をつけていなくても暖かな雰囲気が伝わってくる。右手の壁がアールを描いていて、奥行き感がさらに感じられる工夫がされているのもポイント

暖かさを感じさせる色合いの土壁としっとりとした風合いの土間に、白い塗り壁のコントラストが心地よい空間をつくり上げている

芝生を敷いた庭の手前にカーポートがあり、エントランスもリズムを感じさせる個性的なデザイン

薪ストーブならではの
心地よい暖かさを満喫

恵庭市・Tさん宅 家族構成/夫婦40代、子ども2人

そろそろ自分たちの住まいが欲しいと考えていたTさんご夫妻。北清建設とはもともと知り合いで、家づくりを依頼するなら同社にと内覧会を何度か訪れているうちに「自分たちも薪ストーブのある家にしたい」と、ご夫妻で考えるようになりました。

住まいのプランをつくるにあたり、薪ストーブを置く土間の床を土土間にしたいということと、薪ストーブの後ろを土の塗り壁にしたいという2カ所には特にこだわったと語るご主人。

「子どもたちに火と触れあえる生活をさせたい」と願うご夫妻の希望どおり、特に下のお子さんが薪ストーブに夢中なのだとか。「朝の薪運びはもちろん、学校から帰って来て夕方になると火をつけてくれたりもします。珍しさもあるのでしょうが、薪ストーブのある暮らしが楽しいみたい」と奥さんは笑顔で話します。

ご主人も毎日早起きして、朝は薪ストーブのメンテナンスタイムにしているとか。今まではお子さんたちは自分たちの部屋で過ごすことが多かったのが、今ではリビングでストーブの火を見ながら一緒に過ごすことが多くなったそうです。

エピソード

今までは灯油のFFストーブでしたが、家を建てて薪ストーブにしたら暖かさが違うというか、遠赤外線の効果なのか、家全体にじんわりとした暖かさが感じられます。火が見えることや薪のはぜるパチパチという音も心地よく、ゆったりとした気持ちで過ごせます。子どもたちもゲームをするよりも、リビングで家族みんなで火を見ながら過ごすほうが楽しいようで、休みの日も家で過ごすことが多くなりました。これからはピザづくりに挑戦したり、家族で薪ストーブの楽しみを満喫したいと思います。 (Tさん談)

住宅雑誌Replan北海道vol.95 掲載