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カバフローリングをはじめ、木をバランスよく配した室内は、塗り壁との相性もいい。自然が残るロケーションに、薪ストーブはぴったり似合う

雑木林側からKさん宅(写真左)を見る。夏は青葉が繁り、自然を身近に感じながら生活。右隣の家も北清建設が施工し、調和した街並みが生まれている

玄関ホールから薪ストーブのあるリビング方向を見る。向かって左側に2階への階段があり、そこに腰掛けてくつろぐことも

吹き抜けから暖かい空気が2階にも行きわたる。将来を見据えて1階に寝室を配置したためリビングスペースは限られたが、吹き抜けで開放感を得られるので問題なし。壁から出た小さな棚は、猫が遊ぶ階段

赤く燃える炎が、ふんわりと家全体にぬくもりを伝え、薪ストーブがある生活に幸せを実感しているそう。薪の扱いはキャンプで慣れており、お手のもの。木々が立ち並ぶ、窓の外の景色にも心が安らぐ

ぬくもり優しく、
第2の人生に夢添える

恵庭市・Kさん宅 家族構成/夫婦60代

カヌーやマウンテンバイクに親しみ、自然と触れ合うことが大好きというアウトドア派のKさん。キャンプファイヤーを囲んで過ごす至福の時間を自宅でもと「ストーブのある家」が夢でした。そこで薪ストーブの販売店を通して北清建設を知り、タイミングよく近くに小川や雑木林が残る、約230坪の広い土地を恵庭市街で取得。この巡り合わせに心から喜んだそうです。

薪ストーブのある家づくりに実績のある北清建設だけに、安心して任せられたというKさん。天然木が優しく包みこんでくれるナチュラルな空間には、和やかな雰囲気が漂っています。実際にストーブを使い始めてみると「風の向きや、その日の気温によって炎の色やカタチが変わり、ずっと見ていても飽きない」と、ご満悦。燃やす薪は、まだ引っ越してきて日が浅いため購入したものを使っていますが「ゆくゆくは、自分で割っていくつもりです。うまくできるかな(笑)」と、照れながらもその時が待ち遠しそうなKさん。今後は、家庭菜園や園芸も楽しむそうで、リタイア後の人生もきっと充実したものとなっていくでしょう。

エピソード

薪ストーブの前にどんと腰を落ち着け、炎を眺めながらちびちび酒を飲むなんていうのは、まさに男のロマン。肴は木のはぜる音と、何ともいえない薪が燃える時の匂い。趣向を変え、階段にちょこんと腰かけてストーブを眺めると、目線が少々高くなり、また違った趣があります。「階段って、こんな使い方もできたんだ」と、夫婦2人で頻繁に上り下りすることもないので、すっかり特等席になりました。妻は鉄瓶でお湯をわかし、「おでんや焼き芋もいいわね」と、料理にも利用していくようです。 (Kさん談)

住宅雑誌Replan北海道vol.91 掲載