北清建設

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明るい陽が射し込むダイニングは夫婦の定位置。奥さんが手づくりしたリースやドライフラワーが自然となじむ

夜に家族が寝静まってから、薪ストーブの前で火を眺めながらヨガをするのがMさんの密かな楽しみ

ダイニングのペンダントライトは手持ちのものと既製品を組み合わせた

キッチンは背の高いMさんご夫妻に合わせて高めに。小窓からは光が射し込み、明るい雰囲気

キッチンの後ろには裏玄関のあるパントリーとユーティリティ。広く取ったバックヤードは使い勝手抜群

室内の漆喰壁はすべて家族や友人たちで塗り上げた。階段部分の刷毛目が模様として残る壁はMさんの力作

2階ホールは木を使ったルーバーで開放的に。窓からは裏山の木々が見え、家の中でも四季を感じられる

古い足踏みミシンをトイレの手洗い台に利用。アンティークな雰囲気を生かした造作で仕上げた

外から土足のままでも出入りできるようにと、トイレは玄関土間続きに。作業服や長靴などの置き場所もここ

北清建設らしい丸太柱が存在感抜群の玄関まわり。畑と裏山に囲まれた自然豊かな立地で、家のまわりすべてが子どもたちの遊び場

アウトドアを暮らしに取り込み
薪ストーブを活かす家づくり

厚真町・Mさん宅 家族構成/夫婦、子ども2人

北海道胆振東部地震の際に、借りていた家が全壊。条件に見合う借家が見つからない中、縁あって今の土地を手に入れたMさんご夫妻。山林と畑と農地が混在する約1400坪の土地は、「アウトドアを暮らしに落とし込みたい」というお二人の希望を叶えるのにぴったりでした。

工務店選びで重視したのは、薪ストーブ。その中で見つけたのが、薪ストーブの採用実績が豊富で、高性能の家づくりを得意とする北清建設です。同社にとって、高断熱・高気密はもちろんのこと、空気の自然体流や日照も計算に入れた設計で、薪ストーブ1台で暖房を賄う家づくりはお手のもの。ただ薪ストーブを設置するのではなく、設備として最大限効率良く活かせるノウハウが蓄積されています。

「薪ストーブは以前から使っていましたが、家が寒くて床暖房や灯油ストーブも併用し、光熱費がかかっていました。この家は本当に暖かく室内に温度差がないので快適です」とMさん。奥さんも「薪ストーブはコトコト豆を煮たり、焼き芋を焼いたりと料理に大活躍。次はダッチオーブンにも挑戦したいですね」と楽しそうに語ります。

広い敷地内には山林があり、子どもたちの遊び場になっています。アウトドアに出かけるのではなく、家のすぐそばで自然を感じ、冒険ができる。そんな暮らしがMさんの理想。それを具現化すべく、担当の木嶋さんと一緒に夢を語りながら共同作業でつくり上げた家は、Mさんご一家の暮らしを豊かに紡いでいくフィールドとなりました。

住宅雑誌Replan北海道vol.139掲載